2017年7月4日火曜日

飯島町の林さんのミヤマシジミ保全活動

水田の土手に舞うミヤマシジミ
 飯島町の林幸男さんは,自分の水田の畔にコマツナギを植栽してわずかに生息していたミヤマシジミの保全活動を行っています.
2016年7月22日に確認したミヤマシジミ
飯島町にもミヤマシジミを守る会はありますが,林さんはご存じなかったので一昨年に直接,会長の私に問い合わせの連絡がありました.昨年出かけてみるとミヤマシジミの成虫が生息していることが確認されました.林さんは県道わきにはえているコマツナギは,刈り取られてしまうので,自分の水田の土手に移植されました.
 なんと300本近くも.
 今年になって移植したコマツナギにミヤマシジミが定着していました.林さんにはミヤマシジミ研究会に入ってもらって,秋の総会には報告してもらいたいものです.
移植されたコマツナギ約300本
2017年6月26日定着が確認されたミヤマシジミ♂
この林さんの保全活動は,中日新聞にも報道されました.
 中日環境ネットの下記のURLでご覧になれます.
 http://eco.chunichi.co.jp/news/2017/06/004035.html

中日環境ネット
(中村寛志)


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