2017年9月1日金曜日

辰野荒神山のミヤマシジミ観察会

熱心にミヤマシジミを撮影する参加者
 2017年8月26日に辰野いきものネットワークが主催,ミヤマシジミ研究会が共催して辰野の荒神山でミヤマシジミ観察会を行いました.
 当日は945分に辰野パークセンター前に集合,土田秀実会長挨拶,ミヤマシジミの解説(信州大学名誉教授中村寛志)のあと,辰野パークセンター下の遊歩道とたつの海南側の改修堰堤で飛び交う多くのミヤマシジミを観察しました.


 約25人の参加者は,盛んにカメラに収めていました.参加された方に記念にお渡ししたストラップ付の缶バッジ(事務局長の帝京科学大学の江田慧子講師作)は大好評でした.

翅にビークマーク(鳥に啄まれた跡)の残っているオスのミヤマシジミ
昨年,荒神山で撮影した羽化したてのメス
荒神山に生息する貴重種のミヤマシジミは,生息地の草刈り,チョウの見守りなどのおかげで生息環境もかなり良くなり,今年の1~2回目の発生はここ6年で最多となりました.特に一昨年改修工事が行われ食草が植えられた,たつの海南側の堰堤では多くの成虫を見ることができます.
土田会長の挨拶(辰野パークホテルとたつの海を背景に)
(中村寛志)

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